【人生詰むかも】「言うことができる力」が無いと苦労する件
こんにちは。
今回は「言うことができる力」が無いと苦労する件 というテーマでお話します。
具体的には、要望や意思を相手に言うことが出来なければ、自分にとって「良い状況」を作ることが出来ないということです。
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前提
ここで使っている「言うことができる力」とは、勇気を持って要望や意思を「言葉」にして伝えるべき相手に届ける力のことです。よって、的確な言葉で話すや、文章力を上げると言った「正しく伝える力」のことではありません。
「良い状況」とは自分にとって都合の良い状況のこと、自分が主導権を握っている状況のこと、自分にとってメリットがある状況のことです。
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言う、伝えるとはシンプルですが案外難しいです。
今のバイトを辞めたいが、バイト先に「辞めます」の一言が言えずに、毎回絶望的なメンタルで出勤して、やがて精神が病んでいく。
貸したお金を返してくれない友達に「お金返して」の一言が言えずに、悶々とした日々が続き、終いにはその友達を勝手に嫌いになる。
無理な頼み事をされた時に「できません」の一言が言えずに、中途半端に仕事が増え、結局どれも微妙な結果になる。
この様な体験を多くの人がしていると思います。
思ったことを感情丸出しにして声に出せというわけではありません。それは理性のない猿同然です。
ですが僕は「思ったことを全部言ってしまう人」以上に「思ったことが言えない人」の方が人生で損をしていると思っています。
ランキングで表すなら
1位
思ったことを全て言えるが、言うべきことだけを相手に伝える
2位
思ったことは全部言う
3位
思ったことが言えない
です。
前置きが長くなりましたが、なぜ「言うことができる力」が無いと苦労するのかという理由を3つ今回は紹介します。
少しでも当てはまった人は、最後に「言うことができる人」になるためのアクションプランを書いてありますのでぜひ参考にしてみてほしいです。
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「言うことができる力」が無いと苦労する3選①
「ほとんどの人は察してくれないから」
日本人は言わずとも空気を読む、いわゆる「察する」能力が諸外国と比べて長けている。
言わないことが美しい文化、みたいなのありますよね。
ですが、察するというのは基本的に「気遣い」であり、そもそも期待するものではありません。
相手がこちらに関心を持っていなければ察するなんて誰もしれくれません。
言葉で明確に意思表示することが、物理的に情報伝達として最も最適なんです。
そして、それができなくなった
「自分は今こう思っているんだよおお、今時分は悲しいんだよおお、誰か理解してエエエ」
というような、大人の伝達手段として存在する言語を放棄して、幼稚な非言語的なアピールで自分を伝えようとする、「トッチャンぼーや」は
今すぐ悔い改めるべきです。
いつか誰か気づいてくれる、自分の意思を理解てくれる人がいる!だからそれまでは何も言わずに我慢するという思考はできるだけ捨てましょう。
悲劇のヒロインの運だけ成り上がりサクセスストーリーは漫画でしか存在を許されないです。
言わなければ相手に伝わることはないと思うようにしましょう。
「言うことができる力」が無いと苦労する3選②
「不利な状況を作り出してしまっているから」
僕は以前、飲食店でアルバイトをしていましたが、そこで結構残業を頼まれることが多かったんですね。
「あと30分だけ残ってくれない?」とか「シフトは昼だけだけど夜も入れない?」とかです。
残業代もしっかり出ましたし、強要ではなかったので全然問題ではなかったのですが、
一旦OKを出すと、他の人より優先的に、積極的に残業を依頼されるんですね。
そうなると、なんか断りづらくなり、正直めんどくさいし今すぐ帰りたいが、「まぁ忙しそうだし、給料はちゃんと貰えるから良いか。。」となってしまいました。
こうして、「すみません。今日は残れません。」と言わなかったせいで自分の時間をどんどん搾取されていきます。なんなら残ることが当たり前のように思われ、いざ勇気を出して断ると物凄く罪悪感にまみれてしまいます。
このように自分の主張をしてこない人に相手は漬け込んできます。
そこに悪気があるのか、無いのかは関係なく、
言ってこない人=自分の要望を全部受け入れてくれる利用価値が高い人
という認定をされるんですね。
一度、主張を言えずにいるとどんどん立場が悪くなってしまいます。
こういう人はお人好しで自分が我慢すれば良いことだと思ってしまいがちです。
ですが結局不満がたまり、病んで余計迷惑をかけてしまいます。
言うことができない状態は、言わなければどんどん悪循環になってしまいます。
逆に一回でも断る、自分の意思を主張すると、「イエスマン」のレッテルをはがすことができ、「とりあえずこいつに頼んどけばOK君」から脱却ができます。
とりあえず一回、嫌なことはNOと言いましょう。
簡単に主導権を相手に与えないようにしましょう。
「言うことができる力」が無いと苦労する3選③
「言わないと」「変わらない」から
「言うことができる力」とは言い換えると「変えることができる力」です。
僕のことなんですが、こないだ父と自転車を買いに行ったんですね。
めぼしい自転車も見つかり、これに決めたって時に、父が
「まけてくれへん?」って言ったんですね。
そしたら店員さんが、1000円割引のチラシをくれました。
1000円割引ですが、僕らからしたら払う必要があった1000円が無くなった、
つまり1000円得したんです。
自転車の性能も、店員さんも何も変わらず、ただ「安くしてほしい」という0.5秒で終わる意思表示は1000円の価値を生みだしました。
言うことで物の値段を変えたんです。
がめつい奴だとか、迷惑な客なだけじゃないかとか思う人もいるかもしれません。
そこはおっしゃるとおりである程度はTPOをわきまえて交渉するべきです。
それと、今回のテーマとは別問題です。
僕が言いたいことは
言うことで状況が変えることができる。 ただ言うだけ。今まで主張しなかったことを表に出すだけで状況は変わる
ということです。
もちろん、言ってしまって悪い方向に状況が変わることもあります。
ですが、少なくとも何も言わなければ現状のままです。
今、周りの環境や相手に不満があり、変えたいと心底思っているのならば
まずは「伝える」
これしかありません。
そこから状況の変化を見て対応しましょう。
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最後に「言うことができる人」になるためのアクションプランです。
☆アクションプラン
✔今まで言わなかった、ほんの小さなことから言葉ににして相手に伝える
ex. 店員さんにありがとうございます、友達のSNSにあえて反応してみる
✔言って関係が壊れるような人は、どうせいつか関係が壊れるか、そのうち理不尽な目に自分があってしまうから今言うのがベストだと考える。
✔自分の地位を上げる、複数のコミュニティーで活動して依存を失くす。 成果を出して自身を持つ。
✔チャットなら目をつぶって打つ。ラインなら送信後、非表示にする
以上です。