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【残酷なリアル】 僕が3年間の高校野球経験から学んだ人生の3つの教訓

夏の甲子園」の陰で危うい高校野球の将来 | 日本野球の今そこにある危機 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 

高校野球は社会の縮図である。

組織運営、戦略実行、競争原理、

 

社会で生き残るために必要な要素、ヒエラルキーの構図、マインド

 

高校野球には全て凝縮されている。

 

高校野球は社会の縮図である。」

 

 

これは僕が考える、高校野球の答えです。

 

今回は「3年間の高校野球経験から学んだ3つの教訓」といったテーマでお話します。

 

 

高校野球経験者、

 

最近高校野球を見ていて試合の勝敗や結果だけに注目をしている社会人 

 

これから社会人になる大学4年

 

ぜひ読んでほしいです。

 

僕は小学3年から高校3年までの10年間野球をやっていました。

 

その中でも高校野球時代の3年間(正確には2年半)は

野球よりも、もっと抽象的な社会の中で勝つためのリアルを学びました。

 

少年野球や中学野球も、もちろん真剣に活動していましたが、

やはり球児として最も味が出るのは高校野球だと思うんですね。

 

ちなみに僕は3年間補欠で公式戦に出場したことは一回もありませんでした笑

 

県で上位数校に入る強豪校でしたが、僕の出場機会は練習試合と公式戦のスタンドだけだんたんですよね。

 

補欠が何偉そうに高校野球語ってんねん!!って思う人もいるはずです。

僕が読者で初見でこのブログを見たら同じ感想を持ちます

 

 

ですが、僕は補欠だったからこそ高校野球を「野球以上の抽象的な価値観」で俯瞰して見ることができました。

 

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レギュラー選手は野球をして勝ち甲子園に出ることだけを考えてます。

高校野球=野球で甲子園に出る

これだけなんですね。シンプルだし、正直こちらが正しい高校球児のあるべき姿です。

 

だからこそ、僕が今から話すことに価値があると思っています。

 

補欠で下手くそだった僕が当時からずっと感じていた「残酷な高校野球のリアル」

社会に転換して「人生の教訓」として皆さんにお伝えできればと思います。

 

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高校野球経験から学んだ人生の3つの教訓

「実力、結果こそが全て」

 

大体どこの学校でも同じだと思いますが、練習前のグラウンド整備やバッティングマシンの調整、バットやボールの準備は1年部員の雑用なんです。

 

僕の高校だとお昼休みの45分間で一年が放課後の部活のために準備をしていました。

(そのため昼飯は1時間目から6時間目までの10分休憩の間に食べてました。笑)

 

そこで準備中にサボるやつもちょいちょいいたんですね。

ですが、サボるやつはだいたい野球が上手い部員です。

 

ですが、誰も彼らに注意できません。試合で結果を出している自分より上の部員だからです。

 

逆に僕がちょっと喋っているとすぐに「サボりすぎ、整備しろ」って言われます。

僕はいつも「俺に言ったことそのまんまあいつらにも言ってみろや!!」

って思いっていました。 思っていただけです笑

僕も下手くそなので正直反抗することもビビってました。

 

そうかと思えば、僕が2年の時たまたま調子が良い日が続いてAチーム、いわゆる1軍メンバーに入った時があったんですが

 

先輩後輩、同期、コーチまでも僕を殿様扱いしてくるんですね。

ちょっとした荷物運びも「あー僕がやります!!」て代わってくれたり、

学校で会っても「ういいい」って声かけてくる同期がでてきたりと

 

当時僕は「悪い気はしないし、居心地も良いが、なんとなくこれは嫌だな」と感じていました。

 

人格もキャラも練習の姿勢も、「試合での結果、成績」の前に来れば全て無力化されます。

 

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雑用をせずに怒られる僕も、1軍にいる僕も、何一つ違いはありません。

ですが組織にいれば「結果」こそがその人自身の全評価を表します。

 

 よく営業の世界でも「数字は人格だ」という無能には辛辣な格言がありますが、

多かれ少なかれどの組織でも同じことが言えます。高校野球で僕はそれを痛感しました。

 

結果さえ出していればあとはどんなクソ野郎でもOKだよっていうマインドは僕は大嫌いですが

結果も出さずに認められようという考えは激甘フラペチーノシロップマシマシ級にあまちゃんマインドだと思います。

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辛いですが事実です。

 

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高校野球経験から学んだ人生の3つの教訓②

「勝てるポジションで努力する

 

高校野球では「メンバー」、つまり背番号をもらって大会に出場できる選手は1大会で20人です。そしてその20人に入るために僕らの野球部は3学年で100人以上でメンバー争いをしていました。

 

ただその20人はそれぞれ役割が違うのでただ単純に「野球が上手い20人」を集めているわけではないんですよね。

 

足が早くて代走出でる選手、守備固めの選手、ランナーコーチとして入る選手など、それぞれ試合に勝つために必要な要素になれた選手がメンバーに選ばれます。

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その中で僕らの代でも1人「声」でメンバー選ばれた選手もいました。彼は野球はもちろん上手かったのですが、単純な実力だけでは他にも選ばれそうな選手は結構いました。

 

ただ彼はチームで誰よりも試合中にプレイしている選手に檄を飛ばし、雰囲気を変えるために伝令役になったり、常に明るくチームを勢いづけていました。

 

野球は流れとか雰囲気、選手の士気などで一気に形成が変わるスポーツなので、こういったいわゆる「ムードメイカー」は絶対必要だと思います。

 

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メンバーに選ばれるために自分は誰よりも声を出せる能力があると最初に見極め、そこを試合中に誰よりも率先して働いたため、最後の夏の背番号をもらっていました。

 

組織で必要な存在になる、頭一つ抜き出すためには自分が「これだったら勝てる」ポジションを見極め、資源を集中させることが大事だということを彼から学びました。

 

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高校野球経験から学んだ人生の3つの教訓③

「ただ耐えることに意味はない」

 

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僕が高校野球経験から得た教訓の中でも最も自分の五臓六腑に染み渡っている学びです。

 

そして一番後悔していることでもあります。

 

耐えることが目的となっても、後の財産となるものはほぼ無いと僕は思っています。

 

 

僕は小学校から高校までの10年間野球をやってしましたが、正直なところ高校の3年間は完全に小中の惰性で続けていました。バスケとか、音楽とか、興味があることは他にもなくはなかったのですが、

 

今更野球以外で続けても意味がないし、野球部以外で活動して、学校でのスクールカーストを維持したかっただけの理由で野球部に入りました。

 

こんな理由で入部を決めたので、意味わからない話ですが、入部する前から早く引退したいなあッと思っていました笑

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動機が動機なうえ、野球部は「プライベートゼロで2年半ひたすら馬鹿みたいに練習するクラブ活動」ですので、やる気があまりない僕にとっては限りなく拷問に近い日々でした。

覚えているのは一年の夏に、練習があまりにもきつかったので、僕はメンタルを維持するために

「ここは刑務所で俺は懲役2年半の刑を受けた犯罪者だ。この練習は刑務作業である。だが、オフの日もあるし、美味しいご飯も食べれる、携帯もテレビもある最高の刑務所だ。」

と勝手に自己暗示をかけていました。

 

今思えば本当にアホだなぁと思いますが

それくらい当時は精神的にきていたんで笑

 

そしてそれと同時に、「今苦しいことを我慢して耐えれば必ず将来に活きる。だから2年半耐えてやる」とも強く決意しました。

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で、まあ2年半良いことも悪いこともありましたが無事辞めることなく引退まで乗り切ることが出来ました。

 

で、今当時から何を得たのか、色々考えましたが、

正直そんなに無いんですよね。。。

 

正確には苦楽をともにした「仲間」、残酷な実力格差から「社会の縮図を知ったこと」、一般人よりは野球が上手い、くらいですかね。

 

別にこれらって野球部じゃなくても得られた財産ですし、今活かせているモノもあまりないです。

 

「甲子園に出場する!」、「レギュラーになる!」、「組織構築を学ぶ!」、「人として成長する!」など、

もしくは、「仲間と全力で部活を楽しむ」「部活を通して青春を謳歌する」など

 

目的は人それぞれで何でも良いと思いますが、「耐える」は手段であって最終目標になってはいけません。

 

耐えるというのは「その先にある自分の希望や夢を掴み取るために一時的に必要な苦労」であって耐えることそのものに何も効果はありません。

 

当時の僕は、目的のために苦労を耐える本来の成長構造が逆転してしまい、苦労すればなにか自分のためになると思ってしました。

 

なんだったら、自分の意志がなくなり、しんどいことが正義となり、

何も成長しないまま自己満足で耐える「忍耐オタク」になっていました。

 

これって社会人としてもあり得ることではないですか?

毎日、口うるさいお局様に嫌味を言われる。全く意味のない事務作業。先輩上司との付き合い。

 

これら全て無意味だから今すぐ断れ!!生産的なことに集中しろ!!と言いたいわけではありません。

 

これら全て、「耐えていれば自分のためなる」と思って無思考にこなしていても全く自分のためになっていません。

 

僕も高校時代に戻るなら、耐えることを目的とすることから、自分の中で野球部で活動する意味を見出すようにシフトすればよかったと思います。

もっと言えば別に野球部じゃなくても、一番熱量をむき出しにして頑張れることをすればよかったです。

 

今、嫌なこと、苦しいことに取り組んでいるあなたは「この苦労はなんのため??」と自分に問いかけてみてほしいです。そして結論が出ないなら強引にでも意味を見出してみてください。

ただの苦労が成長の種に変わります。

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高校野球は社会の縮図である。

組織運営、戦略実行、競争原理、

 

社会で生き残るために必要な要素、ヒエラルキーの構図、マインド

 

高校野球には全て凝縮されている。

 

高校野球は社会の縮図である。」

 

あとになって振り返りこれらの教訓を得られたので、やはり僕にとって高校野球は意味はあったのかなと思います。

 

実力、結果が全て 

 

勝てるポジションで努力をする。

 

✔ただ耐えることに意味は無い

 

 

底辺でくすぶっている人、意識だけ先走りして何も成し遂げていない意識高い系君、

 

厳しい社会で勝つためにさっさとリアルで頑張ろう。

 

 

 

以上です。まいどまいど偉そうですみません。